報道番組を見ていて気になること その2. [日記・ブログ]
地震発生から1週間が経ちます。たくさんの方々が救助される一方で、死者、行方不明者の数が日に日に増えており、心が痛いです。また、いっこうに事態が改善の方向に向かわない原発が、とても心配です。
各局、地震のニュースを放送しつつ、通常のバラエティーやドラマを放送し始めましたね。ドラマやバラエティーを見て、少しでも被災されてる方々の気持ちが明るくなればなぁ…と思います。でも、個人的には、被災された方々を勇気づける/元気づけるには、バラエティーとかよりも映画の方がいいのでは?とか、ドラマだったらちょっと前に流行ったドラマの方がいいのでは?と思います。そして、被災した子供たちも大勢いるわけで、もっと子供向けのアニメや特撮番組を放送してもいいのに…と思います。
さて、報道番組を見ていてい気になることがまた出てきました。最近の各局報道番組は、「被災者の言葉」を流す頻度が高くなりました。避難所の方々が、「○○を探してます」「○○さん、私たちはここにいます」など、安否確認が取れてない方や、離れ離れになってしまった方や、遠方の(被災地ではない)方へ呼びかけるという方法。避難所に連絡手段がないので、この方法は良いと思うのですが…テレビでの放送時間が5分だったり、色んな避難所をランダムに編集して放送してたり、なんだか全然ダメダメです。数人インタビューしてそれを流して「仕事をした」気になってない?って思います。本当に、被災した方々のためを思うなら、避難所ごとにメッセージを集め、時間を決めてずっと流し続けるくらいしないと。だって、たった5分の放送だと、その瞬間を見逃す人がほとんどですよ。奇跡的にその瞬間を見ていて、「ああ、○○ちゃん家族は無事なのか」って思う人もいるかもしれないけど、その確率ってとっても低いと思うんです。しかも、色んな避難所をポンポン飛んでるから、見てる人の中には、絶対「もっと○○避難所の映像を流してほしい!」と思ったりしてるに違いない。
そう言う意味では、教育テレビは良いと思います。避難所からの生の声はなく、とても事務的ですが、各避難所ごとに、避難されてる方々の名前を(ほとんどがひらがなだけど)、あいうえお順に並べたテロップを流してました。これはわかりやすくて良い。名前を読み上げ続けるアナウンサーに「お疲れ様です!」と言いたい。
更に、昨日の話ですが、フジとTBSが同じタイミングで避難所からのメッセージを流し始めて…違う時間帯だったら、両方見ることが出来ますが、同じ時間帯だったらどっちかを見るしかないじゃん!そして、一方を見ている間に実はもう一方に探してる人が映ってるかもしれないわけで…全然ダメダメですよ。
色んな人が言ってますが、もう、どの局も競うようにして同じ映像/同じニュースを流さずに、役割分担すればいい。被災地からの中継の局、原発の局、避難所からの中継の局、安否確認、人探しの局とかさ…役割分担をしてもらえると、見る方も必要な情報を必要な局から得ることが出来ると思うんです。
今日、ふと近所の教会に寄りました。しばらく座ってて、不安で不便な中、がんばる日本の皆さんのことを考えました。キリスト教ではありませんが、神様に祈らずにはいられません。一日も早く、日本のみなさんが笑って明るく過ごせる日が来ますように…
募金について [日記・ブログ]
デンマークにいる自分に出来ることは何か?と考えた時に、真っ先に浮かぶのが募金。
でも、いざ「募金をしよう」と思った時に、どこに募金をしたら良いのかよくわからない。この非常事態に乗じて義捐金詐欺が出回り始めてる中、慎重に、募金先を選ばねばと思います。きっと同じように悩んでる人がいるのではないか…と思い、募金についてまとめたサイトのURLを転記します。
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
色々な企業による義捐金活動が記載されています。主に、銀行振り込み、携帯サイト、コンビニ店頭などなので、海外にいる場合はちょっとキビシイ…(日本にいる方はぜひぜひ活用して下さい!)海外から募金活動に参加する場合はカード決済が可能な、
アメリカ赤十字社:https://american.redcross.org/site/Donation2?idb=0&5052.donation=form1&df_id=5052
デンマーク赤十字社:http://www.drk.dk/nyheder/nyheder/hjaelp+ofrene+i+japan#
くらいかしら(Jyllandさん情報ありがとう!)。もうちょっと探してみますが。
あと、寄付金の使用先が明確なこんな団体もありました。
国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン:http://www.worldvision.jp/?banner_id=jword
Give One:http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10185
ただ、ここは(カード決済)寄付をする際に、日本の住所登録をする必要があるっぽい。海外だと実家を指定することになるか…
今まで、赤い羽根募金とか街頭の盲導犬募金とかに募金したことはありますが、募金額を真剣に考えたりせず(結構、その時持ってる小銭やお札とかで済ませてしまってた)、また寄付金が具体的にどの団体を通じて誰に送られるのかを深く考えたこともありませんでした。今回は、金額もさることながら、自分の寄付金がどんなルートをたどってどこに行くのかを把握した上で、募金団体を決めて募金したいと思います。(そうすることで、詐欺サイトへの募金を防げたりするしね。)
みなさんも、一緒に募金しましょう!(実際募金する際は、募金団体を再度確認し、募金がどの団体を通じてどう使われるかを確認してから振り込み/送金をした方がいいですね!)
被災された方々、断水や計画停電を経験されてる方々。一日でも早く、平穏で不便のない生活を送れる日が来ることを祈っています。そして、一人でも多くの方が救助されますように…
そうそう…。糸井重里氏が、募金額について興味深い発言をしてました。「批判覚悟で敢えて相場を言うと『自分ひとりを3日雇えるくらいのお金』」と考えるそうです。発言の背景として、「少額の寄付では(集めて被災地へ届ける)経費の方がかかる」ことがあるようです。「キャンペーンより、実効がほしい」とも言ってます。当然、この発言には賛否両論あります。糸井さんの発言の意図は理解できるけど、金額的な目安を出してしまうとそれだけを「正」と捉えちゃう人もいるだろうし、「目安以下しか出せない…」とせっかく寄付しようとしてた人が寄付できなくなったりすることも考えられますよね。一つの目安としては良いかもしれないですが、あくまで目安として考えないといけませんよね。募金は、いくら募金するかが重要なのではなく、「募金する」という気持ちが最も大切なんですもの!
報道番組を見ていて気になること [日記・ブログ]
報道番組を見ていて、気になることがあります。
ここ1、2日、被災地に入ったレポーターが被災地や避難所の様子を伝える映像が増えています。被災した方々が今何を必要としてるか、何に困っているのか。被災地の現状を知ることはとても大切なことだと思います。その意味で、被災した方々へのインタビューは必要な行為かもしれませんが…
どうも、必要以上に「困ってる」ことを主張させるよう誘導質問をしたり、「泣き」の方向へ誘導質問したりしてるように見受けられるんです。「不便ですか?」と聞かれたら「不便だ」と答えるに決まってるし、「(安否が確認出来てない家族に)会いたいですか?」と聞かれれば「会いたい」と答えて言葉に詰まったり、「心配ですか?」と聞かれたら「心配です」と答えて涙ぐんだりするじゃないですか…。不便で不安な生活を強いられてる被災した方々の心にずけずけと踏み込んで、必要以上に気持ちを揺さぶって…なんだかイヤです。
被災地からのナマの声を報道することは大切ですが、せめて、インタビュー相手(被災した方)に、「何か(言葉を)発するまでマイクを向け続ける」行為だけは止めて頂きたい…向け続けられたら無理にでも何か言わなきゃと思うじゃないですか…
ライフラインが寸断された中、気温が低い中、不便な避難所生活を送られている被災された方々のことを思うと、胸が痛いです。少しでも救援物資がみなさんのところへ届くよう、少しでも早く不便な生活から脱せられるよう、心よりお祈りします。
みなさん、負けないでください。一致団結した日本人は強い!日本人はへこたれない!日本人には底力がある!日本人は絶対に復活する!私も、自分に出来ることを可能な限りさせて頂きます!
信じられないこと [日記・ブログ]
地震が発生してから4日目になります。
被災地で救助活動を続ける警察、自衛隊、海外の救助隊の方々、避難所で被災者の支援をする市役所、医師、看護師、ボランティアの方々、原発で働く東京電力職員、自衛隊の方々…彼らの活動の映像が流れると、胸が熱くなります。命の危険と隣り合わせの状況下、不眠不休で活動してて、心から応援しています。また、被災地で、ライフラインが寸断され不便な生活を余儀なくされてる被災者の方々にも、心から「がんばれ」とエールを送ります。
最悪の状態の中、みんなが力を合わせて少しでも状況を良くしようとしているのに、驚くべきニュースが…
それは、「義捐金」を語る詐欺サイトの出現です。
こんな状況に便乗するなんて!…と悲しくなると同時に、人々の善意を踏みにじるような行為を、よく出来るなと、憤りを感じます。日頃からこういった詐欺サイト(や詐欺行為)は存在してますが(それもどうかと思いますが)、こんな危機的状況の中、「だましてやろう」という気持ちになれることが信じられない…。人として頭がおかしいです。
これから、こういう詐欺サイトが増えるかもしれないし、町角募金と称して詐欺を行う人が出てこないとは言えないですよね…。義捐金や寄付金を送る際は、信頼できる企業を選んで行わなければいけないですね。気を付けなければ。
被災地のみなさま、そして被災地で働くみなさま、一日も早い復興を心よりお祈りしています。
日本のみなさまへ [日記・ブログ]
地震が発生してからずっと日本のニュースをリアルタイムで見ています。日に日に被害が拡大していて心が痛みます。と同時に、この厳しい状況の中でお互いを思いやり、力を合わせて冷静に「今自分に出来る事」をする方がたくさんいる事に、胸が熱くなります。
みなさまが一日も早く、平穏な日々を過ごせるようお祈りします。また、一人でも多くの方が救助される事を願います。
突然ですが… [日記・ブログ]
*予約投稿です。
昨日から、旅に出ております。今回の行き先は…
- 世界初の民主会議が開かれ(1100年以上前)、憲法が制定された場所がある
- 世界初の民主主義的に女性の大統領を選出した国。また、世界初同性愛者であることを公言した首相(世界初同性愛結婚をした首相でもある)もいる。
- 世界最北の首都がある
- 世界最北にて最大の露天風呂がある
- 世界最長寿の貝(2007年発見。推定405-410歳)がいた(年齢調査作業中に死亡)
- 首都への人口集中率が世界一(全人口の6割が首都在住)
- 一人当たりの読書量が世界一であり、人口に対するプロの作家率も世界一
- 温泉水普及率世界一
そうそう、「世界一美女が多い」国と言われてるらしいヨ。
さて、何処でしょ~う。
危険な我が家 その2 [日記・ブログ]
以前、うちの屋根からぶら下がるツララについて書きました。最近気温が高く雨(のような雪のようなもの)が降ったりしてたので、ツララはすっかり溶けてなくなりました。落ちたのかもしれないけど。
そんな我が家に、昨日新たな危険物が発生!それは…
むむむ!この囲いは…?
上を見上げると…
明けました~っ! [日記・ブログ]
ジャパンから遅れること8時間。デンマークも2011年を迎えました~!
2010年はブログにご訪問頂いたり、コメントを頂いたり、niceを頂いたりして、ありがとうございました。かなり偏った内容で気持ちの赴くままに書いてるブログですが、2011年もどうぞよろしくお願い致します♪
そんなわけで年が明けたので、打ち上げに行ってきます!何を…?
これだっ!
それはもしや…
イエス!打ち上げ花火っ!
ん~、デンジャラスっ!(≧▽≦)!
危険な我が家 [日記・ブログ]
ふとキッチンの窓から外を見ると…
はっ!
中庭に面した部分に大量のツララがっ!!!真下の窓に行って撮るとこんなん。
けっこうシャープじゃん!危険!
町を歩いてると、ツララが落ちる可能性があるから、「頭上注意」の表示が設置されてたり、通行止めになってたりする歩道とかあって、「危ないね~。気をつけなきゃね~」と半ば他人事に思ってたんですが、まさかうちもそんな危険な状態とはね…。でも考えてみれば、この気候だったらどこもかしこもこうなるよね。
気温が微妙に上昇してツララが溶けかかって落ちる可能性がありますよね。地上4階だから凶器になりますよね…ベリーデンジャラスっ!中庭に出る時は注意しよう…
デンマークのみなさんもつららには気を付けてね~。
すごいツララってるね!と思われたら♪ぽちっ♪とお願いします。