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散歩で発見! 2.入場料がかかる花屋さん 「Tage Andersen」 [コペンハーゲン(町中)]

大変大~変!!!

遂に、ストロイエにクリスマスの飾り付けが付きました~!

1116.jpgブラボー!

実際ライトアップされるのはもう少し先ですが、これでも十分クリスマスムードが出てますね。ん~、いい感じ。盛り上がります♪

 

それはさておき、昨日の続きを・・・

これは「散歩中の発見」というよりは、以前から気になってて行ったことがなくって、王室御用達花屋さんに行ったノリでそのまま行った、花屋さん。(王室御用達花屋に行ってなかったら、きっと行かずじまいだったでしょう。)

Kongens Nytorvの近くにある、入場料がかかる花屋「Tage Andersen」。

tage1.jpg

恐る恐るドアを開けて階段を降りると、なんとも不思議な空間が広がってました~。

tage8.jpgほ、ほほう・・・

ごちゃごちゃしてるけど、なんだかスゴイわ~。 1階(半地下?)フロアは、花屋さんでした。フラワーアレンジメントや花器などが販売されてました。入場料を払わずにすんなり入れたので、あれ?大丈夫なんだっけ?咎められる…?と小心な私はビクビクですよ。店員さんがいたので、「あの、入場料払ってないんですけど…」と言うと、「入場料は、奥のミュージアムを見る場合にかかるのよ!笑」と言われました。あ、そうなんだ。このフロアは入場料いらないんだ!?なるほど。入るだけで入場料が取られるのかと思ってましたが、そうではなく、花屋利用(と言っても普通の花屋じゃないけど)の場合は入場料がかからず、奥のミュージアムに行く場合に40DKK払うんだったみたい。

40DKKを払って、らせん階段を登り、奥のミュージアムスペースへ~。Tage Andersen氏の様々なフラワーアレンジメント作品や花器や本などが所狭しと展示されて(購入可)ました。値札付いてないものが多く、聞かないと値段がわからない感じ。でも…お高いってことはなんとなくわかりましたよ。

さて、このお店の名前にもなってる、Tage Andersen氏は、単なる花屋さんではなく、お城のディスプレイ、(一般)家庭の活けこみ、店舗のディスプレイなどを手掛ける、インテリアコーディネーターや空間プロデューサーとして世界的に有名な人らしい。毎年、諸外国から大勢の観光客やフラワーアーティストたちがこの花屋を訪れるんだそうです。

tage2.jpg2階から見た入り口付近。

一歩間違えると「古い」「小汚い」「カビ臭い」と思ってしまうような色合いや質感の花器や家具。それが一切マイナスに感じず、ステキに見えてしまうのが彼のセンスなんでしょうねぇ~。

tage5.jpgステキねぇ~。tage7.jpgでもうちには合わないわ…笑tage6.jpg彼の本。

2階奥には、アトリエがありました。ここで様々なアレンジメントを作るんですね~。

tage4.jpg

中庭に出られるドアがあり、そこをくぐると開放的な空間が現れました!

tage3.jpgほほう・・・

さて、この花屋。中にいると、「きょきょきょきょきょ~」とか「くえっくえっくえっくえっくえっ」とか「きゅるきゅるきゅるきゅる~」とか「ほうほうほうほう」とかいう、面白い声が聞こえます。そして、「ばっさばっさばっさ」という音も聞こえます。なぜかと言うと・・・

tage13.jpgtage11.jpgtage12.jpgtage9.jpg

このように、様々なエキゾチックなバードたちがいるからっ!(暗いしアップにすると手前の鳥かごにピントが合うわでイマイチ上手に撮れなかったさ…)

tage15.jpgtage16.jpgtage10.jpg

Tageさんは鳥が好きなんですかね?一般家庭では見られない鳥がたくさんいて、みな色つやが良く、きっと大切に育てられてるんだろうなぁと思いました。一番驚いたのが、中庭に、クジャク(♀)が放し飼いになってたこと!普通~にノッシノッシあるいててなんだか笑えた。

tage14.jpg面白過ぎる…

ちょうどお店を出る頃、Tage氏が1階でアレンジメントを作ってました。髭もじゃで小さいメガネをかけた、やさしそうなおじいちゃんでした。とても真剣に作ってたので声かけられなかった~。

 

「ここって何処だっけ…?」と、居場所を忘れてしまうような、幻想的で怪しげな雰囲気をもつ花屋さん。40DKKを高いと取るか、安いと取るか…

 

 

ちなみに、URLを開くと、鳥の鳴き声がBGMになってます。鳥、好きなんだろうね…

 

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コメント 7

スー

アンデルセンさん、デンでは多い名字なのかな。
花を中心とした空間演出はもちろん、鳥も見て欲しい!ってことですかね(笑)
鳥と云えば、意思の疎通が出来る順番「カモメ>カモ>ハクチョウ」に笑ってしまいました。経験から得た感覚、すごいなあ。
by スー (2010-11-17 15:34) 

ふゆもえ

鳥さんもいるとは、花鳥園を連想しちゃいました。
入場料がいる花屋さんってどんだけすごいのかと
思っちゃいました^^;アンティークとお花って
相性いいんですね、さすがセンスいいなぁ。
by ふゆもえ (2010-11-17 17:27) 

junko

40DKKって結構高いね。
植物園だと思えばいいのかしら。
孔雀の色がなんだかすごいんだけど!こんな色だったっけ?
お花屋さんの孔雀の羽とか売ってたなぁ。
by junko (2010-11-17 22:49) 

dogwood

スーさん>
「アンデルセン」って割と多いかも。でも、田中佐藤鈴木ほどの多さではなく、井上くらい…?(ちなみに、デン語だと「アナスン」と発音するんです。)
エキゾチックバードには驚きました~!でも、不思議と、彼の醸し出す世界に溶け込んでるんですよね。それも狙いか?!

意思の疎通、私の希望とは裏腹なランキングなんですよね…ハクチョウが一番難しい。なんていうか…ちょっとおバカなんです。笑


ふゆもえさん>
そう!私も、どんな驚く展示なのかと思いきや、意外と落ち着いたアンティーク調でした。ひとつひとつが随分ステキでしたが。
こういう発想ってなかなかできないよな~頑張ってるな~と感心してしまいました。(なぜか上から目線)


junkoちゃん>
園と呼べるほど大きくないのよねぇ…なんだろう。世界的に有名でひっぱりだこなアーティストだから作品は有料で当たり前って感じなのかしらん?

クジャクって結構シャイニーなブルーよ。♀だったから立派なしっぽ?がなかったけど~。
by dogwood (2010-11-18 01:16) 

いっぷく

こういうとこの入場は興味シンシンなので入りたいです。
ここならチェルシーフラワーショーにも出品しているでしょうね、
そんな雰囲気が漂っています。
花と鳥って合うんですね、それも異国の不思議な感じが出ますね。
見てみたいです、このお店。
by いっぷく (2010-11-18 11:03) 

tz

さすが!高級店らしく重厚な感じですね~。
なるほど、なるほど。
入場用ってそういうことだったんですね。
40DKKかぁ。。。
ネームバリューがなければできない芸当ですね。
世界中からフラワーアーティストが訪れるお店なのに
私ったら全くのノーマークでした。
今度コペン行った時に行ってみよ。(いつになるやら・・・)
(そしてブログ訪問ありがとうございました!うれしい。)
by tz (2010-11-18 12:48) 

dogwood

いっぷくさん>
ヨーロッパの色んなフラワーショーに出品してるって書いてあったから、きっとチェルシーにも出品してるかも!?
エキゾチックなバードなのに、アンティークな雰囲気にとっても良く似合ってて、そこは新しい発見でした。
ホントに不思議な空間が演出されてて、夢見心地でした。
いっぷくさん、気に入ってくれそうな場所です!


tzさん>
おっしゃる通り、ネームバリューがなきゃできないことですね。私以外にも入場料を払って入ってる人(デンマーク人)が数組いたので、デンマーク人にも人気なのか~と思いました。
私には技法とか演出方法がよくわかりませんが、きっとフラワーをやってる人が見たら違う観点から驚いたり感心したりするんだろうなぁ~。
(ブログ、とっても楽しかったです!!!)
by dogwood (2010-11-19 04:16) 

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