コペンハーゲンの珍しい教会 ~グルントヴィークス教会~ [遠出(デンマーク シェラン島)]
コペンハーゲンの町中から北西に20分ほど(車で)行ったところにグルントヴィークス教会があります。存在は知ってたものの、行くきっかけがなかなかつかめずにいて、ようやく行って来れました~。
「グルントヴィークス教会 (Grundtvigs Kirke)」は、デンマーク最大の啓蒙者グルントヴィ(N. S. F. Grundvig)を記念して建てられた教会です。1921年に工事が始まり、1940年に完成。というわけで、比較的新しい教会です。教会の特徴は、パイプオルガンの形を模したユニークな外観にあり、そして、内部に4052本のパイプからなるパイプオルガンがあること!「北欧最大のパイプオルガン」らしい。パイプオルガン風の正面。
ガイドブックには文字情報がちょろっとあるだけだったので、これといったイメージがなく行った私たち。外観も「おおうっ!」って感じだったけど、中に入ったらちょーーーびっくりっ!!!ちょー天井高っ!!!
ってか、過去にも天井高い教会見ましたが、なんていうか、白っぽくて装飾が極端に少なくて、シンプルすぎるからかえって迫力があった。結構奥行きもあるし。そして、入り口を振り返ると・・・おおおっ!
これが例のパイプオルガンね~。
4052本のパイプのうち最大のパイプは、11mあり、425kgだそうです(@_@)きっとこれのことよね。長すぎっ!
ちなみに、教会内部にあった船の模型は、デンマークで最大の大きさだそうで、「Dronning Alexandrine(アレクサンダリーヌ女王)」という名前が付いてました。ちょっと立派だった!
祭壇の近くから振り返っても、パイプオルガンデカっ!!!
祭壇はえらくシンプル。天井が高く、光がたくさん差し込むのでとっても清々しい!自然光がイイ感じ・・・ちょっとした、小さめなパイプオルガンもありました。
さて、この教会、普通の教会と違って実は「煉瓦」造りなんですよ。500万個以上の薄黄色い煉瓦が使用されてて、それぞれ、光を上手いこと反射させるために磨いたそうです。触ったらトゥルっトゥルっ。側廊もステキです。
教会内部を堪能し、教会の外観をもう一度じっくり味わってみました。教会のバックショット。結構デカいでしょ。
教会の周辺の家は、調和を保つために同じような煉瓦で造られてました。調和って大切よね~。
ちょっと離れた場所から取った教会はこんな感じ。かっこいい・・・
更に離れると・・・やはり存在感があってかっこいい!!!発射しそうな勢い。
教会の正面に、森らしき公園らしき広いスペースがあったので行ってみたら、なんと、そこは墓地でした~(@_@) ジャパンの墓地と違ってこっちの墓地は緑に囲まれてて、昼間は明るい雰囲気。週末だったので、お墓参りに来てる人々がちらほらいました。この道の両脇に墓地が・・・
ガイドブックにはあまり情報が載ってないけど、この教会はお勧めです!今までに見たことのない雰囲気で面白いし、パイプオルガンも迫力あるし、外観がインパクト大だし。周囲の景色もイイ感じなので、散歩をしつつ教会を見るのがいいかと思います。
ちなみに、49mある教会の塔に登ることができます。が、時期が非常~に限られてて、2009年度は8月23日、9月20日、10月18日の13:00、の3回のみ・・・ピンポイントで狙って行かなきゃだわ。笑
*URL*
Grundtvigs Kirke URL (http://www.grundtvigskirke.dk/)
お久しぶりでございます。
この教会、行きたかったんですよ。。。
こりゃまた、行く計画を立てねばデス。
新しいお住まいも素敵ですね。
窓からの眺めも素晴らしいわ。
街中というのも便利そう。
うらやましい限りです。
by margaret (2009-09-16 13:07)
1940年完成なのに新築で出来上がったばかりのように見えるほど
天井も高く清潔感あふれる素敵なデザインですね、ホントかっこいいです。
by いっぷく (2009-09-16 13:27)
毎日この前を通って(ちょうどお墓との間の道ね)職場にいってるだよ。でかいよね…。近くから見上げると首痛いし、カメラに納まらないしw
ヨナスの怪しい歴史説明によると、当時コペンの街に人口が増え過ぎて、とにかく汚いしで、人口を拡散させるために「ほら!あっちに立派な教会も家も作ったから!もっと離れて暮らせよ!」と、追い払われたらしい…。
確かに立派だよね。
by kanahei (2009-09-16 20:52)
フレデリックス教会のそばですか。いいですね。
ヨーロッパの教会の造りは、何か似ているように思われます。今回のグルントヴィークス教会と、マルメの教会や、ルンドのルンド大聖堂の形が似ているように感じます。気のせいかな。
by europe-trip (2009-09-16 20:58)
なんだか協会って感じがしませんね~
ちょっとしたコンサートホールとかって感じがします。
パイプオルガンが圧巻です。
by りゅう (2009-09-16 22:55)
確かに離れて見るとロケットみたいに見えますねえ~
まだ築年数が新しいから、斬新なデザインを!!ってことかな。
生のパイプオルガンで聴く賛美歌は、相当力強く響きそうです♪
by 自由人 (2009-09-17 01:00)
margaretさん>
この教会は、とってもお勧めです!機会が合ったらぜひぜひ行ってみてください。
便利でナイスビューなアパートが見つかって良かったです。私、かなりの教会好きなので、毎日が楽しい・・・♪
いっぷくさん>
シンプルすぎるところが、かえってかっこ良さや清潔感を生み出してる気がします。珍しい教会だったので、こっそりはしゃいじゃいました・・・
kanaheiちゃん>
そうそう、kanaheiちゃんちの先にあるよね。行く時、kanaheiちゃんちの近くを通過したよ。この教会の前を激チャリしてるのか・・・笑
ヨナスのプチ解説、面白いっ!!!そんな裏話があるとは。でも、こんな立派な教会なら、私だったら移動に真っ先に賛成しちゃうかも~。
europe-tripさん>
教会のシルエットが似てるかもしれませんね。ファサードのカクカクした感じとか。
教会っていいですよね~。ちょっとひんやりしてて静寂で、心が落ち着く空間が好きです。
by dogwood (2009-09-17 06:29)
りゅうさん>
ここは時々オルガンコンサートをやってるので、機会があったらぜひ聴いてみたいです。あれだけのパイプなんだから相当すごい音なんだろうなぁ。
迫力ありそうですね。
自由人さん>
ちょっとサンダーバードチックですよね。
新しいデザインを目指したのは本当みたい。他との差別化を図るとかで。
パイプオルガンの讃美歌、すごそうです。どんな音がするのか、想像できないくらいすごいパイプたちでした。
by dogwood (2009-09-17 06:32)
ここ行きたかったんだ!ちと遠くてあきらめちゃった。
やっぱり光の取り込み方が上手だよね。
by junko (2009-09-30 20:54)
junkoちゃん>
ここ、町中からちょっと遠いのがもったいない、とってもいい教会だったよ。
ガイドブックにももっと(写真付きとかで)取り上げてもらいたい!
by dogwood (2009-10-01 03:05)
初めまして
今回コペンハーゲンの知人宅訪問で遊びに来ていますが、Grundtvigsに今日行ってきました。
帰ってきて、あらためて検索したら、dogwoodさんの記事がヒットして読ませていただきました。私も後ろからの写真も撮っておけばよかった....と、ちょっと後悔。でも今日は雨あらしでしたので、しょうがないか...とあきらめています。本当に内部は驚きですね。
明日は郊外の、魚のスモーク工場に行く予定です。ヤコブセンデザインだそうです....楽しみ^^
by IsPhoto (2009-10-04 06:10)
IsPhotoさん>
はじめまして!コメント頂き、ありがとうございます。
前からの姿もステキですが、後ろからもなかなか迫力があっていいですよね。あの教会は、かないr気に入りました。
魚のスモーク工場ですか?!なんだか楽しそうですね!後ほどブログ覗かせて頂きます♪
by dogwood (2009-10-23 18:33)