ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート 前編 [インテリア・雑貨]
ロイヤルコペンハーゲンは、1908年以来100年以上、イヤープレートを作成してます。
そのイヤープレートは、毎年新しい図柄を作って作成されます。そのテーマは様々。キリスト教に関係する絵だったり、写生したような風景、想像して書いたような風景、デンマークの有名建造物、動物、クリスマスを迎える家の中…など。なんですが、特にその年の流行や時勢を明らかに感じさせるテーマにはしません。(時代を感じさせず、誰にでも愛され、美しく、郷愁を感じさせることがイヤープレートの図柄の目指すところなんだそうだ。)
そして、イヤープレートは毎年、その年のプレートを生産してしまうと型を壊してしまい、追加製造しないんです!そして、年によって生産枚数が異なったりします。その事から、過去の年代のプレートに思わぬプレミアが付く場合もアリ。
ジャパンにいた時はさっぱり興味なかったんですが(ってかイヤープレートの存在知らず)、コペンに来て、「せっかくだから記念に、滞在期間中のイヤープレートを買おう♪」ってことになりまして…
(うちの中暗くて、お皿の映り具合がイマイチだわ…本当はもっとステキなのよ!笑)
2006年「Kronborg Castle」
モチーフは、城壁に囲まれたクロンボー城。このお城は、シェイクスピアの「ハムレット」の舞台となったお城デス。手前には、デンマークの国鳥である白鳥が飛んでます。
ハクチョウマニアとしてはたまらないイヤープレートだぜ!(≧▽≦)!どっちかって言うと、クロンボー城は「背景」でハクチョウがメインに見えるのは私がハクチョウ好きだから…?!
2007年「Christmas in Nyhavn」
2007年はイヤープレート製作100枚目となり、デンマークの代表的な港Nyhavnと、アンデルセンや芸術家が住んでた家の雪景色が描かれています。
風景画っぽくってこれはかなりステキ。
2008年「Copenhagen Christmas」
背景にはコペンハーゲンの建物と、それらを照らす光が描かれてます。(この光は、1908年最初のイヤープレート(「Madonna & Child」の中で描かれてるものだそうだ。)手前には『クリスマスローズ』。籠の中で眠る小さなキリストに花を送ろうとしたんだけど貧し過ぎて花が買えず涙し、その涙を受けた地面からクリスマスローズが育ったという言い伝えがあるらしい。
このね~、後光の射し具合と建物の配置(ごちゃごちゃした感じ)がイマイチなんですよねぇ~。
ちなみに、これがその「Madonna & Child」。
最近のものとデザインが違う。
これは2025枚しか作成されず(売れるかどうか確かめるために慎重に生産したらしい)、ネットで調べると、(安値)559,800円とか、(高値)1,512,000円とかだった。保存状態によって値段差が出るんだろうけど、それにしても、すごい値段ね~。持ってたらウホウホだよ~。
2009年「Christmas at Amagertorv」
モチーフはAmagertorv 6にあるロイヤルコペンハーゲン本店。この建物は、1616年に当時のコペンハーゲン市長 Mathias Hansen邸として建築され、1911年よりロイヤルコペンハーゲン本店として使用されてます。雪に覆われた建物の前には、クリスマスショッピングをする人々で賑わう通りの様子が描かれてます。ちなみに、建物の前にある噴水は「Stork Fountain(コウノトリの泉)」と呼ばれ、ここで、(コウノトリにあやかって)卒業したばかりの助産師さんが卒業を祝して踊るんだそうだ。
これは、まあまあだね。
2010年「Christmas in Greenland」
デンマーク自治領であるグリーンランドに生息する、ホッキョクグマ親子が描かれてます。地球温暖化の影響でその生息が危ぶまれてて、大自然を生き抜く力強さと、絶滅の危機に瀕した儚さを表現してるらしい。
これもまたかなり好き系。親子かわいい♪こっそり奥に帆船が映ってるんですよねぇ~。
そして、2011年「Waiting for Santa Claus」
1811年に、コペンハーゲンで初めて室内にクリスマスツリーを飾ったと言われてる医師夫妻の実話をベースに描かれてます。ツリーに飾られたキャンドルが(コペンの町の)通りから見えて、当時、大きな話題になったんだそうです。
クリスマスっぽくっていい!窓の外を眺める少年がまたイイ味だしてますね。
ちなみに、2007年、2008年、2010年は、ジャパンやアメリカ向けに限定版(皿の色がグリーンだったり、セピアだったり)が発売されてます。ってか、デンマーク向けの限定版とかないのかよっ!
これらの滞在期間中のプレートに、あと数枚プラスで持ってます。それらについては後篇で…
集めたくなる気持ちわかるかも!と思われたら♪ぽちっ♪とお願いします。
100年以上の歴史があるんですね☆
もしかしたらdogwoodさんのものも
きれいに保存してたら価値が上がるかも☆
おしゃれでステキだけど何十万円も
価値が上がったら僕だったら売ってしまうかも(笑)
来年はどんな絵柄になるんだろうっていうのも楽しみですね♪
by とみっち (2011-01-17 11:59)
後光ってキリスト教っぽいな、と思ったら、
マリア様のお皿出てきて、これならぴったり!と思いました。
建物の方の後光は「ジャンジャカジャ~ン♪」と鳴りそうです。
価値が上がるかも知れないけど、
りんごさんの場合は思い出だから売れないですね。きっと。
そしてコレクションってやめるタイミングが難しいですよね。
このお皿たちは常にお部屋にずらりと飾られているんですか?
お皿の横のコビトたちもラブリーですね♡
by mimihana (2011-01-17 13:05)
もう一つ、衛兵の図柄があるといいですね(笑)
そしたらコペン思い出コレクションプレートとして完璧になるかな!?
by スー (2011-01-17 14:52)
安曇野に、これの小さな博物館があって、観に行ったコトが
あります^^;(手が出なくて絵葉書で我慢しましたT▽T)
思い出に残る素敵なコレクションになりますね!
by ふゆもえ (2011-01-17 15:19)
イヤープレートの横の人形の表情がイイね。特に2006年横の少年は得意げで笑える。
by UD (2011-01-18 07:32)
とみっちさん>
それがですね~。私が持ってるものは生産量が多いものたちなので、イマイチな値段なんです…(←ネットで調べた人)
まぁ、でも記念ですからいいんです。プライスレスっ!笑
mimihanaさん>
後光の射し具合がスゴイですよね。「そこまでしなくても…」と思ってしまいます。
このお皿たち、棚に飾られ中です。これくらいの数だったら飾れる。これ以上になるとムリ…ある意味、これ(飾れる枚数かどうか)が買う枚数の目安になってるかも。
この小人たちは、ロイヤルコペンハーゲンのクリスマスニッセ(=妖精)なんですよ~。
ふゆもえさん>
なんとっ!!!そんな博物館がっ?!
それはぜひぜひ行ってみなければ~!
集めた人、すごいですね。
本腰を入れて収集するとなると相当の時間とお金がかかりそうですね。私には無理だワン。
by dogwood (2011-01-18 07:58)
UDさん>
私はおじいちゃんとイヌ(2007年)が好きかも。おじいちゃん具合がステキ☆ミ
IsPhotoさん>
nice頂き、ありがとうございます!
by dogwood (2011-01-18 07:59)