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大興奮のデュッセ旅行 ~道中編~ [旅行(ドイツ)]

コペンハーゲンを出発したのは、12月22日の21時過ぎ。

一気にデュッセルドルフまで行くのはしんどいので、この夜はハンブルグまで。map1.jpg

コペン~ハンブルグはおよそ330km、車で4時間強かかります。途中フェリーに乗って海を渡ります。以前、車でブレーメンまで行ったのでこのルートはおなじみのルート。

でも、この週はヨーロッパ各地が大雪で、空港が封鎖/電車が運休/道路が閉鎖されたりしてて、「道路はどうなの?」「途中までしか行けなかったりして?!」ととってもドキドキしてました。しかもこの日、主人がヘルシンキ出張から戻って来たんですが、飛行機が大幅に遅れて、20時過ぎに家到着!フェリー乗り場までは2時間弱かかり(しかもこの悪天候だし)、最終便が23:55発!「フェリーに間に合うのかっ!?」という意味でのドキドキもありました。

ちらちら雪が舞う中出発。実際走ると、「道路はちゃんと除雪されてるんだね」って感じ。高速も、道路脇にはたくさんの雪が積もってるものの、道路そのものは雪ナッシング。でも、南下するにつれて、どんどん街灯が少なくなり、途中からは(田舎だから?)一切街灯がなくなってしまい、ドライバー的には大変だったんじゃないかと思います。dusse1-3.jpg前の車が頼り。

前に車がいればいいんですが、自分たちが「先頭」になった時、道の先が見えなくって結構怖かった。ヘッドライトをビームにしたりしながら道路を確認しつつ走りました。 ヘッドライトのビーム機能?って結構すごいのね。初めて見たけど、かなり「ビーム」な感じだった。

無事フェリー乗り場に着き、最終便の一本前のフェリーに乗船!良かった~。dusse1-1.jpgこの時間だと乗船客少ないね。

当然夜の海なので、フェリーの窓からは何も見えず・・・そして、寒すぎて外に出る気になれず・・・なので、フェリーの食堂でおむすびを食べながら時間をつぶしました。周囲を眺めると、ドイツ人率が高い。時間のせいかもしれないけど・・・人間観察しててふと思ったのが、「ドイツ人男子って短髪が多い」と。でも、「同じ短髪でもデン人の短髪とは全然雰囲気が違う!」と。というのも、どのドイツ人を見ても角刈り系。おでこ周りがカクカクしてるの。なんていうか、シルエットがルパン系・・・?(もみあげはそんなに長くないけど。)しかも、髪質が固そう。デンマークでは見ない髪型だ・・・そして髪質が柔らかいデン人には似合わなさそうな髪型だ・・・

ドイツに上陸し、また車で南下し始めました。ドイツもデンマーク同様、高速に雪が一切残ってなく、また街灯もほとんどなく、結構危険な状態。dusse1-2.jpg暗過ぎだよ・・・

デンマークの道路でもそうでしたが、ドイツでも「鹿注意」の標識が頻繁にありました。こんな暗い夜に、しかも足もとが悪い中鹿が出てきたらデンジャラス。鹿ってびっくりして立ち止まっちゃうんですよね。走り抜ければいいのに、それができないから車とぶつかっちゃう。そういう意味では、ネコも立ち止まる系だよね。犬は走り抜ける系だよね。と話が盛り上がった。その延長で、「そういえば、鹿って夜どうしてるんだろう?」と。例えば、ライオンやネコ科の動物は、狩りをしてない場合は寝てる。地べたで寝てたり、木の上で寝てたり。ウサギやリスの小動物系は自分たちで掘った巣で寝てる。クマや鳥もみな巣持ち。じゃあ、鹿は・・・?鹿が穴を掘る図を想像できないし、道端で無防備に寝てる姿も想像できない。夜どうしてるんだろう・・・?野生の馬みたいにみなで寄り添って立ち寝するんだろうか・・・?結局その場では結論が出ず、宿題となりました。

ってかこんなくだらないことで盛り上がるなって?しょうがないよ、夜だもの。自然と変なテンションになっちゃいますって。(後日調べてみると、鹿は自ら穴を掘ったりはしないけど、既存の洞窟などに枯れ葉や木の枝を敷いて巣を作るみたいでした。)

暗い割にスムーズにドライブしてましたが、一回、右車線のトラックを追い抜こうと左車線に入ったら、そのトラックのタイヤから出る水しぶきの量が尋常じゃなくって、ワイパーが追い付かず視界ゼロ状態に。急いで追い越せ!ってなったんですが、そのトラック、よりによって荷台が二台あるタイプで(シャレじゃないよ)、なかなか追い越せず、しばらく視界ゼロ期間が続き、ほんっとに怖かった~。直線地帯で良かったよ(@_@)

ハンブルグのホテルに午前2時頃到着。そっこーで寝た・・・次の日起きて外を見ると、OH!dusse1-4.jpg実はステキな町並みだったのね~♪

建物がとってもかわいらしい。同じ赤レンガでも、デンマークとは全然雰囲気が違う。昼までだらだらし(観光まったくせず)、デュッセへGO!map2.jpg410km。4時間弱かかります。dusse1-5.jpgなんか、教会。

天気が悪く、せっかくのアウトバーンも飛ばせず。霧ってて見通しが悪い。dusse1-6.jpg近づいてやっと存在に気付く風車。

途中から天気が回復して始め、周りの景色がよく見えるようになった。キレイっ!それまでは、夜だったり天気が悪かったりして、全然周りの景色が見えなかったんですよね~。雪景色っていいな♪dusse1-7.jpg

普段は直視できず丸さ加減がわからない太陽も、かすみがかった雲のせいで良く見えた。dusse1-8.jpgほんとにまんまるかった。dusse1-9.jpgデュッセに近づく頃には夕方です・・・dusse1-10.jpg怪しい工場!煙出まくりっ!dusse1-11.jpgなんか、教会。

のんびり休み休み走ったので、デュッセルドルフに到着したのは17時過ぎ。すっかり晴れてイイ感じ。これから私たちを待っている様々なイベントに思いを馳せつつ、どんどんボルテージが上がっていくのでした・・・

 

・・・続く・・・


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コメント 8

Jylland

鹿って、夜行性ではないの?
昨日の夜、家の近所を車で走ってたら、小鹿のバンビが目の前を横切っていったよ!あの子が立ち止まってたら危なかった・・・。
by Jylland (2010-01-07 15:30) 

ふゆもえ

ドライバーってご主人ですよね?
出張から帰ってきてすぐお出かけなんて、
パワフル!@0@しかも夜道の雪道を車~!
すごすぎる!ってか羨ましい~!
(うちのは、こんな状態なったらテコでも動きませんよーー;)
by ふゆもえ (2010-01-07 15:32) 

junko

鹿って意外と頑丈でぶつかると車が壊れるって聞いたことある!
本当に鹿注意だわ。

煙突からの煙がすごくて笑っちゃった!
なんだろうね?
by junko (2010-01-07 15:44) 

dogwood

Jyllandさん>
そうそう、夜行性だけど活動してない時どうやって寝てるんだろうと思って~。鹿飛び出しのことを思うと、いつもN氏のお父さん(?弟?友人?)が車で鹿とぶつかってその鹿を食べることにした話を思い出す…
この時期林に食べ物がなくなるから人里に頻繁に出没しそうだね。
運転の時は気をつけてっ!


ふゆもえさん>
YES。そうです。そして彼のみです(私は助手席専門なもんで・・・)
私も、スゴイと思いました。エライと思いました。タフだと思いました!


junkoちゃん>
そうそう、鹿は大きいし頑丈だから車が大破するって聞くよね。危険だわ。

すごい煙じゃない?ちょっと尋常じゃないよね。一体何を燃やしてるんだろう・・・気になる。


りぼんさん>
nice頂き、ありがとうございます!
by dogwood (2010-01-07 17:51) 

nata

髪質が固いドイツ人、
髪質が柔らかいデンマーク人..

最近は南欧へばかり出かけているので、
すみません、こんなところに反応してしまいました。
by nata (2010-01-07 22:35) 

dogwood

nataさん>
いや、いいところに反応してくれて嬉しいです!
自分の中ではこの発見はかなりポイントが高いんですよ~。笑


IsPhotoさん>
nice頂き、ありがとうございます!

by dogwood (2010-01-08 04:58) 

YUKO

車での旅行っていいよね♪
もちろん私も助手席専門なので、楽ちんだし。
鹿と激突したら、鹿はもちろん、こちらも大変な事になりそうだね。
フェリー乗り場付近、私はもう一つの方へ行ったんだけど、
あちらも周りに街灯がほとんどなくて、真っ暗。
私は運転できないなぁ、と思ったよ。しないけどさっ。
by YUKO (2010-01-08 15:13) 

dogwood

せんせい>
もういっこのフェリー乗り場からドイツ入りしたんだね。たh鹿に、ベルリンに行くならそっちの方がルート的に良さそうだね!
助手席専門って楽ちんだよね。でもトークで盛り上げなきゃいけないからそれはそれでひとつの立派なお仕事よね。
by dogwood (2010-01-09 05:13) 

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